
アフィリエイトで画像を加工する際に、非常に便利なPhotoscape。
前回の「アフィリエイトで必須の無料便利ツール!画像加工ソフトPhotoscape(1)」に引き続き、第二弾です。
今回は、大きい画像から好きな範囲を切り取って、自由にリサイズできる手順について解説します。
機能としては、「トリミング」+「リサイズ」のあわせ技になります。
大きい画像から、好みの部分だけを抜き取って、さらに自由にリサイズできる方法なので、これから画像加工の作業をはじめる人はこの手順を知っておいても損はしないと思います。
PhotoscapeはVectorなどからダウンロードしてください。
Photoscapeを使って好きなようにトリミング、リサイズをしてみる
トリミング+リサイズをわかりやすくするために、↓の記事の中で扱った画像を例に解説します。WordPress便利プラグイン!スライドショーを作ってみる(メイン画像編)
加工前の大きい画像(5,184ピクセル×3,456ピクセル)

トリミング+リサイズした画像(1,200ピクセル×500ピクセル)

加工前の大きい画像は、記事に貼り付けるために小さくリサイズしていますが、サイズが5,184ピクセル×3,456ピクセルというかなり大きい画像です。
その大きい画像から、トリミング+リサイズした画像は1,200ピクセル×500ピクセルに加工。
ではすすめます。
トリミングサイズを設定
Photoscapeを起動し、加工前の大きい画像をドラッグ&ドロップ。
次に、「トリミング」タブの「自由トリミング」を選択。

リストの2番目にある「比率/サイズの割り当て」を選択。

幅、高さにトリミングするサイズを入力し、「OK」を選択。
このサイズが、最終的にできあがるサイズになります。

トリミングサイズを入力すると、加工前の画像の中にトリミング枠が表示されます。

好みの部分をトリミングする
トリミング枠を切り取りたい部分に移動。
トリミング枠の角にマウスを置くと、矢印のマークに変わります。

矢印のマークになった状態で角をつまんで切り取りたい範囲まで広げます。

この状態で、「トリミング」タブの「トリミング」を選択。

トリミングされました。

画像の下に表示されるサイズを確認すると、トリミングされたサイズはまだ大きいままです。

最後にリサイズする
「ホーム」タブの「リサイズ」を選択。
リサイズしたいサイズを入力。
ここでは、トリミングの時に入力した値をそのまま入力して、「OK」を選択します。

これで、リサイズが完了しました。
画像の下に、変更されたサイズが確認できると思います。

以上で、大きい画像をトリミング+リサイズで加工する手順は完了です。
トリミングの時にトリミング枠の角を使ってトリミングの範囲を広げますが、縦、横の比率が変わらないことがポイントとなります。
大きい画像のリサイズや、トリミングをしたい場合は、Photoscapeはかなり役に立つと思います。
Photoscapeは複数の画像の結合ができる
次に、複数の画像を結合する手順です。注意)
画像はすべて同じサイズに統一してください。
また、格子状に結合したいのであれば、画像は偶数個用意してください。
Photoscapeの上にある「結合」タブを選択し、編集領域に結合したい画像をドラッグ&ドロップします。

あとは、どの形で結合するかを選択するだけです。
画面右側にある「下」タブを選択すると、垂直方向に画像が結合されます。

↓

「側」タブを選択すると、水平方向に画像が結合されます。


「市松模様」タブを選択すると、格子状に画像が結合されます。


以上で、複数画像の結合が完了しました。
全く同じサイズで、垂直方向、水平方向、格子状の結合をしたい場合は、この方法が簡単にできます。
Photoscapeのページを使って画像を結合する
さきほどの画像結合は、基本的に同じサイズを規則に沿って結合する方法です。Photoscapeでは、「ページ」という1枚もののページレイアウトの中に、大きさが異なる画像をあてはめて結合する機能もあります。
Photoscapeの上にある「ページ」タブを選択します。

画面右側に、次のようなサムネイル形式のページレイアウトが確認できると思います。
レイアウトは全部で110種類。

試しに、一番下の「wall_b_1」のページレイアウトで画像を結合してみます。

画像をページに配置する方法は2つあります。
まずは、領域をマウスクでリックする方法。
ページの貼り付けたい領域にマウスを持っていくと、マウスが手の形に変わるので、マウスをクリックします。
画像を読み込むWindowsのダイアログが表示されるので、画像を指定します。

Windowsのダイアログで画像を指定します。

もう1つが、直接画像をドラッグ&ドロップする方法。
ページの貼り付けたい領域に画像をドラッグ&ドロップして配置します。

全ての画像を配置するとページが完成します。

画像の大きさとかは特に意識しなくても、Photoscapeの方でレイアウトにあうように自動で縮小したり、画像の中心部がレイアウトに収まるようにするため、いい感じでページが作られます。
ただ、画像によっては端の方が画像のメイン部分だったりすることもあるので、そういう場合は自分で調整していきます。
赤枠部分の写真がきちんと収まっていないので、この部分の画像をドラッグして移動させます。

動かしたい画像をドラッグすると、画像の枠と矢印カーソルが表示されるので、見せたい部分が中心となるように移動させます。

これで、問題の画像もきちんと収まるようになりました。

Photoscapeのページレイアウトは自由に作成できる
Photoscapeでは110種類ものページレイアウトがあらかじめ用意されていますが、自分でレイアウトを作ることもできます。Photoscapeのインストールフォルダ(普通は、「C:\Program Files (x86)\PhotoScape」)の下に「page」というフォルダがあります。
ここに拡張子がpgtのファイルが置かれていますが、これがページレイアウトのファイルです。
他のレイアウトファイルをコピーして、自分の好きなレイアウトに変更すればPhotoscapeで使えるようになります。
このファイルの中身は、レイアウトのサイズ、位置などが書かれているだけなので難しくはありません。
以上、トリミング、リサイズ、結合について解説しました。
> 「アフィリエイトで必須の無料便利ツール!画像加工ソフトPhotoscape(3)」に続く